CHOOSE LOG <コーディネート> [COLINA]
どうもです。
CHOOSEスタッフの有希です。
先日今話題のアナと雪の女王2見に行きましたとさ。
私、ディズニー映画は全く見たことがない人間です。
見る前は完全になめくさっていました。
ところがどっこい…
もう今までなんで食わず嫌いをしていたんだろうと思った次第でございます。
上映中に4回ほど涙を流してしまいましたとさ。
めでたし、めでたし。
はい。
それでは今回紹介させて頂きます商品はこちらになります。
刺し子生地を使用したバルマカーンコートです。
バルマカーンコートの特徴といえば”ステンカラー”、”ラグランスリーブ”、”比翼仕立て”の3つになります。
シンプルながら着やすくて、シーンを選ばなくていい頼れる羽織りになります。
刺し子生地を使用することにより醸し出す雰囲気が既存のアイテムとは別物に。
日本古来より使われている素材はDNAレベルで親しみやすさを感じますね。
ここでちょっとした豆知識！
日本では”バルマカーンコート”と同様のコートを意味する”ステンカラーコート”という呼び名が一般的になっているが、実はこれ和製英語。
海外では全くもって伝わらないらしいので注意が必要とのことです。(海外に行ったことないんで憶測にすぎませんが…)
ちなみに”ステンカラーコート”という和製英語の由来は”スタンド・アンド・フォール・カラー”がなまって生まれたという説が有力です。
タモリさんの空耳アワードに匹敵するくらいのやつですね。
刺し子生地を使用した2タックパンツ。
シルエットとしてはワタリ幅(ふともも)の周りが大きめになっているワイドパンツ。
ただ、裾に向かってテーパードもきいているので裾幅はほそくなっている。
ワイドパンツ特有のぼてっとした野暮ったさがなくなりすっきりとした見た目に。
タックも入っているので全体的なシルエットがさらにすっきりとした印象になりますね。
はき心地も、見た目のインパクトも申し分ないです。
さて、皆様も思っている方はいるかと思われます。
刺し子、刺し子生地ってなんぞや、と…
個人的にこういう話が好きなので今回はこの生地についてもご紹介させて頂けたらと思います。
知っている方も、知らない方もここからは趣味の話になりますので少々お付き合いください。
刺し子とは…
ざっくり言うと綿糸を交互に織った厚手の綿生地。
日本に古くから伝わる伝統的な製法の一つになります。
この技法は、庶民が日々暮らしていく上での生活の知恵から編みだされた生地になります。
刺し子が誕生したのは今から500年ほど前の時代になると言われております。
生地自体に凹凸ができる為、肌の当たる部分と肌の当たらない部分が出来て肌と生地の間に
空気の層をつくることが可能になり夏は涼しく、冬には防寒対策になるとまさに春夏秋冬使える使用になっております。
火の粉が多少飛んできても穴が開かないことから消防(火消し)半纏生地として使用されたり。
冬のお祭りに、半纏・法被の上から羽織るアイテムとしても使用されたり。
一番身近なところでは柔道着や剣道着としても使用されています。
生活のそばで寄り添い生活を支えてきた刺し子生地。
背景を見ると、そこには当時実際に生活をしていた先人たちの知恵がつまっております。
こういう部分を垣間見るとたまらんのですよね。
科学繊維がない時代に作られてアイテム達には、一個一個エピソードがあり背景がある。
どうしてこういう使用になったのか。
どうして生まれたのか。
こういうのも調べてから実際に着用するとまた一段と服が好きになってしまいます。
刺し子生地。
バルマカーンコート、2タックワイドパンツ。
コーディネートとしても洋服としても、生地としても大満足な仕上がり。
口で説明するよりまずは生地を見て触れて着てみてほしい。
そう強く思うアイテムになります。
きっと皆様の生活にも寄り添ってくれるはずですよ。
たまらんやつです。
※今回の紹介させて頂きました商品はパレット(フリー雑誌)にて掲載させて頂いております。
よけれはそちらの方もご確認頂きます様、宜しくお願い致します。
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