ブランド紹介 READYMADEについて

どうもです。

CHOOSEスタッフの有希です。

 

本日はですね。

“READY MADE”についてお話させて頂きます。

 

個人的にも大好きなアイテム達となっております。

同じようにミリタリーやヴィンテージ好きにはたまらんと思いますのでお楽しみに。

 

2003年にデザイナーの”細川雄太氏”により立ち上がりデビュー以来、世界のファッション世界で注目を集めているリメイクブランド。ブランド名の”READY MADE”とは”既製品”の意。

ミリタリーのヴィンテージ素材を用いたアイテムが主軸だが既製品と銘打ったブランド名には

既成の秩序や概念、常識に対する否定、攻撃、破壊といった思想をテーマとし既製品に対してのアンチテーゼを込められております。

 

戦争の象徴であるミリタリー(軍もの)を破壊=解体して再構築することによって生まれるアイテム達。

そこにはヴィンテージアイテムを100パーツ以上に及ぶパターンによって構築されております。

 

デザイナーの自由な感性によって生み出されたリメイク品。

一点一点が唯一無二といえるコレクション達は、まさしく”作品”と呼んでも過言ではないでしょう。

 

そんな”READY MADE”の魅力について今回はお話させていただこうかと思います。

すでに特長だらけかと思いますが、私自身がおもったことを書き込んで行こうかと思いますのであしからず。

 

 

 

READYMADE

WEEKEND BAG

No.RE-CO-KH-00-00-102

 

まぁまずなんといってもこのあふれんばかりの”ヴィンテージ感”ではないでしょうか。

 

私自身、洋服にどっぷりのめり込んだのはミリタリーにはまった時でした。

まるで底無し沼のように奥が深すぎる。

 

調べてみて気になったら、実際に古着屋に行って見て着て

あ、これがそのディテールなんだと感じていくのがもう楽しくて面白くて。

 

そんな中で特に異彩を放って感じました。

CHOOSEで働き出してあんましミリタリーに触れられなかったのですが、初見で電気ショック受けた気分になりました。

 

なにより、荒々しさを感じさせるミリタリーの雰囲気とは対照的なアイテム達。

精巧につくられたバッグやジャケットなどなど…

 

そこには違和感を感じながらも独自の世界観に引き込まれる様がたまらなかったです。

 

 

 

次にやはりはずせないのは”生地感”になりますね。

 

実際にアメリカ軍が使用していたテント生地。

こちらを解体、再構築してつくられているアイテム達となっております。

 

当時でいうと化学繊維などがない時代かと思います。

テントということは野晒しで雨、風、時には雪なんかもあったかもしれません。

いや待て、ひょっとすると嵐などの自然災害もあったかもしれません。

 

そんな気候をも想定してかしていないかは当時の人に聞いてみないとわかりかねますが

そう思わせてくれるほどに生地が非常にしっかりとしております。

 

ゴツく硬く、なにより年代ものなのに生地自体がへこたれていない。

むしろまだまだ現役だぞと語りかけてくるそんな感じです。

 

どんだけ当時の縫製のスペックが高かったのかが感じられる部分もたまらんです。

 

 

READY MADE

JACKET / RAIN COAT

TEE / DR.WOO S/S Tee

PANTS / FIELD PANTS

AC / CAP

BAG / WEEKEND BAG

 

最後に”着用感、綺麗なシルエット”ですね。

やっぱり洋服の展開もあるので切っても切り離せない部分かと思います。

 

確実に縫製の難易度の高い素材を使用しておきながら、衣服においても小物でも全てのアイテムが精巧に作られております。

“ミリタリー”ならではの着心地の悪さなどは一切なく、身体になじみ、綺麗なシルエットが特長的だと感じました。

 

当時のデッドストックや古着のミリタリーはやっぱり、各目的にそったアイテム達なのでどうしても今の時代でタウンユースで着こなすと気ぐるしさが出るかと思います。

 

ですがシルエット、サイズ感は当時に寄せながらも精巧に細かく作られたアイテム達は完全別物。

当時の生地で現代に寄せて作られたアイテム達は独自の雰囲気を持ち、綺麗なシルエットでの着用を可能にしております。

 

ミリタリー好きもたまらん逸品です。

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

ミリタリーのアイテムを解体、再構築をしていく。

そこには反戦の意味を込められて作られております。

 

戦争で使われたものだからこそ、再構築して別の命として現代へと受け継がれる。

 

時代が巡り、ほんとに怖いことは忘れられること。

戦争があってこんなことがあったのだと記憶が薄れていくこと。

あってはならないことだからこそ、残して受け継いでいくべきだと。

 

生地には当時に文字や傷ものこっており、それがまた妄想を大きくさせます。

なんでここにこんな傷があるんだろう。

なんでここだけ色が濃いのだろう。

 

当時の風景を想像しながら見て着て感じる。

歴史の授業に取り入れても良いんじゃないかと思います。

 

たまらんですね。

 

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